平成22年度予算案をプレス発表

最終更新日:2010年2月17日

写真:中山区長
新宿区長 中山弘子は、平成22年2月17日(水)開催の定例記者会見において、平成22年度当初予算案を記者発表した。

平成22年度一般会計当初予算の規模は、1,383億2千万円で、対前年度比112億7千万円、8.9%増となり、一般会計の予算規模としては過去最高。このうち義務的経費は扶助費の増等により対前年度比50億8千万円、8.0%の増。投資的経費は区立新宿西戸山中学校建設経費(第3年度)等により対前年度比39億4千万円、26.7%の増。
平成22年度予算は、財政状況が厳しくなる中、「これまで培った財政対応力を有効に活用し、現下の厳しい経済状況の中、区民生活を支え、活力に満ちた地域社会を実現するための、明日につなげる予算」を基本方針として編成したもの。

なお、平成22年度に重点的に取り組む主な事業は次のとおり。
  • 待機児童解消対策 19億4千5百万円
     受入れ枠の大幅拡大22年4月から23年10月(予定)までで527人増、就学前児童人口に対する保育サービス定員は23区平均約31%に対し約40%
  • 高齢者総合相談センターの機能強化 5億1千万円
     委託型相談センター職員倍増(41人→84人)、センター職員一人あたり担当高齢者数は約560人で23区で最も充実
  • 融資資金の貸付等 16億8千2百万円
     区内中小企業の資金繰り支援、貸付限度額1千万円、区が全額利子補給、信用保証料も全額補助という融資条件は23区で最も有利
  • 省エネルギー・新エネルギー機器導入助成 8千3百万円
     新たに住宅用雨水利用設備や事業所への太陽光発電システム助成を開始。住宅用太陽光発電システム助成は助成金額、件数とも23区で最も充実
  • 区民ふれあいの森の整備 12億5千5百万円
     区立おとめ山公園(約1.5ha)を区民ふれあいの森(約2.7ha)として拡張整備。湧水やみどりにふれあえる森として25年度全面開園をめざす。

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平成22年度予算案について:財政課 電話03-5273-4049