区立保育ルームを開設
保育園待機児童解消に向けた緊急対策

最終更新日:2009年12月1日

新宿区(区長:中山弘子)は、今日1日から、区立幼稚園園舎の一室を活用し、区立の認可外保育施設として2か所の保育ルームを開設した。

区では、待機児童解消対策として、これまでも認可保育園の定員拡大、認証保育所の増設や延長保育実施園の拡充などを積極的に行ってきた。しかし、平成19年4月まで減少傾向にあった待機児童は、平成20年4月から増加に転じ60名に、今年4月には70名になった(11月1日現在184名)。
こうした状況を受け、今年2月、区長を本部長とする次世代育成支援推進本部に待機児童解消緊急対策部会を設け、全庁的な取組みとして対策を検討している。

このたび、保育需要の多い地域で、できるだけ短時間で対応できる対策として、保育ルームの設置を選択した。特に待機児童の多い牛込地域に「つるまき園」(早稲田鶴巻町140、鶴巻幼稚園内)、中井駅に近く利便性の高い「おちあい園」(上落合3-1-6、落合第五幼稚園内)の2園を、平成24年3月31日までの暫定措置として開設する。

各保育ルームとも定員は12名までで、1歳児クラス・2歳児クラスそれぞれ6名程度。開園時間は月~土曜日(祝日等・年末年始を除く)の午前7時30分~午後6時30分。給食の提供も行う。

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新宿区 子ども家庭部-保育課
保育係 電話 03-5273-4525