新宿区役所通りイルミネーション点灯式
～冬の歌舞伎町にきらめく青い光

今日16日、「新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション」の点灯式が、新宿区役所本庁舎（歌舞伎町1-4-1）の正面玄関前で行われた。主催は、歌舞伎町を「明るく・安心・歩きやすい（3A）」まちにするために活動するNPO新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会（理事長：藤澤薫）。

このイルミネーションは今年で4回目。新宿区役所前から歌舞伎町1丁目・2丁目の約600ｍにかけて、街路樹約90本に10万個の発光ダイオード（白色LED）を取り付け、午後4時30分から翌朝午前3時まで点灯する。行政と地域が一体となって進めている、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちへ再生する取り組み「歌舞伎町ルネッサンス」の一環として毎年この時期に光の点灯が始まる。

午後4時、アンフィニオーケストラの演奏とともにセレモニーがスタート。イルミネーションの点灯にあたり、中山弘子新宿区長は「地域の方の力で光を放つこのイルミネーションは、まちの活性化にとって大きな力となります」とあいさつ。その後「･･･5、4、3、2、1、ゴー！」というカウントダウンに合わせて一斉にイルミネーションが点灯すると、見物客からは歓声とともに大きな拍手が起こった。

3Aの会の藤澤理事長は「地域の方の熱い思いで4回目を迎えることができました。この青い光り一つ一つは、歌舞伎町というまちを愛する人たちの愛の結晶です。今後の取り組みにも期待してください」と話してくれた。
この歌舞伎町の冬の夜を照らす光の演出は、2月28日まで毎日行われる。

今日の昼には、区役所正面玄関前で「新宿文化ロード」イベントの一つ「ライブミュージックプロムナード」も行われ、イルミネーション点灯式でオープニングを飾ったアンフィニオーケストラが演奏。歌舞伎町に優雅なクラシックの音色が響くと、道行く人も足を止めて耳を傾けていた。