「神楽坂まち飛びフェスタ2009~坂にお絵描き」を開催
~神楽坂通りが巨大なキャンバスに

最終更新日:2009年11月3日

写真:坂にお絵描き
写真:ブラスバンドの演奏
今日3日(祝)、神楽坂まち飛びフェスタ(主催:同フェスタ実行委員会)のメインイベント「坂にお絵描き」が神楽坂通りで開催され、多くの人でにぎわった。

神楽坂まち飛びフェスタは、まち全体がアートスペースになる企画「まちに飛び出した美術館」として平成11年にはじまり、神楽坂ゆかりの伝統芸能などさまざまなイベントを加えて発展してきた手作りのまちの文化祭。11回目となる今年は、10月17日(土)~11月3日(祝)の期間に、伝統芸能から現代アートまで60以上のイベントが開催された。

「坂にお絵描き」では、神楽坂通りの上から下まで真っ白なロール紙が敷かれ、誰でも自由に絵を描くことができる。全長約700メートルの巨大キャンバスに子どもたちも大喜び。敷かれた直後の真っ白な紙はあっという間に絵や文字で埋め尽くされ、カラフルに神楽坂のまちを彩った。

運営側として今回初めて祭りに参加したという若者は「子どもたちや訪れた人が坂へのお絵描きを通してコミュニケーションをとっていたのが印象的。神楽坂だからこそできる祭りの雰囲気を肌で感じることができた」と話してくれた。

お絵描きイベントの時間中、通りでは、墨アートや大道芸などのパフォーマンスも披露され、まさにまち全体がアートスペースとして盛り上がりを見せていた。