第6回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会を開催
歌舞伎町まちづくり誘導方針の一部を改定

最終更新日:2009年10月29日

写真:会場全体
今日29日、新宿区役所(歌舞伎町1-4-1)で歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(会長:中山弘子新宿区長)が開かれた。同協議会は、区と地域が一体となって歌舞伎町から新たな文化を創造・発信することで、歌舞伎町を誰もが安心して楽しむことができるまちへと再生することを目指し、平成17年1月に発足。6回目となる今日の会議には、大学教授や地元商店街・町会・事業者の代表など約30名の委員が出席。傍聴席も満席となった。

今回、劇場街の一体的再開発から個別段階的建替えへの変更に伴う「歌舞伎町まちづくり誘導方針の一部改定」をメインテーマに、活発に意見が交換された。区は、誘導方針に示される魅力ある拠点づくりや土地利用、周辺からのアクセス改善など歌舞伎町再生の6つの方針に沿ってまちづくりを推進する。
また、警察・消防などの各団体からの報告の中では、安全安心のまちづくりへの取り組みが関係者に呼びかけられた。
さらに、ルネッサンスプロジェクトの推進主体として20年4月に設立した歌舞伎町タウンマネジメントの活動を報告。地域住民・事業者・行政が連携し、歌舞伎町再生に取り組む多様な活動主体の参画の場づくりやネットワーク形成などの取り組みを紹介した。

委員からは「歌舞伎町という知名度を最大限に生かせるよう、例えば大久保公園の活用に関して幅広く提案を募集することや、エンターテイメントの拠点につながるような学校施設を誘致すること」などが提案された。また、タウンマネジメントの活動に関しては、「情報発信の分野において、メディアを活用したパブリシティ戦略などが重要」といった意見が出された。
区は「今回の委員からの意見を受け止め、まちの持続的な再生・活性化に取り組んでいく」としている。

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