新宿のまち全体が劇場に ~新宿芸術天国2009

最終更新日:2009年10月11日

写真:スレイヤーズ
写真:ヘブンアーティストのジャグリング
写真:「シルクバロック」のサーカス
今日11日(日)、新宿駅を中心とする東西南北の複数の会場を舞台に「新宿芸術天国」(主催:新宿芸術天国運営委員会、共催:新宿区ほか)が開催された。この催しは、10月1日から開催中の「第30回大新宿区まつり」の中でも最大のイベント。新宿のまちを劇場に見立て、さまざまなジャンルのパフォーマンスが繰り広げられた。

澄み切った青空の下、催しは午前11時からのパレードで幕を開けた。小学生や大学生の吹奏楽団などが新宿通り・明治通りの交差点から工学院大学前までを行進。一糸乱れぬ行進と迫力のある演奏に、道行く人は足を止め、大きな拍手を送っていた。

午後1時からは、新宿駅周辺の11会場で「新宿芸術天国フェスタ」が始まり、吹奏楽・民俗芸能・パントマイムなどのさまざまな演奏・演技が人々を楽しませた。
さらに、歩行者天国となった新宿通りでは、「ヘブンアーティスト イン 新宿」が行われ、レベルの高い大道芸の数々が披露された。東京都公認のヘブンアーティストによる演奏・ジャグリング・マジックのほか、フランスからやってきた「シルクバロック」のサーカスや中国雑技芸術団の妙技など、多彩な内容で見物客を魅了していた。また、白い長身の「Slayers(スレイヤーズ)」が現れると、周囲は物珍しそうにカメラを構える人で溢れかえった。

毎年この催しを楽しみに訪れるというご夫婦は「中国雑技芸術団の迫力のある演技に圧倒されました。まち全体がお祭りムードで、次は何を見ようか楽しみです」と笑顔で話してくれた。

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