新宿駅の東西を結ぶ新宿ＷＥバス　9月27日運行開始

新宿ＷＥ（ウィー）バスは、新宿駅周辺の交通の利便性の向上と魅力あるまちづくりのために新宿区（区長：中山弘子）が導入した循環型のバス。観光スポット・商業施設・駐車場・駅等を結び、9月27日（日）正午から、いよいよ運行を開始する（運行事業者：京王バス東株式会社）。

バスの愛称は、「新宿の西口（Ｗｅｓｔ）と東口（Ｅａｓｔ）を結ぶバス」「わたしたち（Ｗｅ）のバス」等から「新宿ＷＥバス」とした。
バス停は新宿駅の東西に10か所。「新宿駅西口」を出発し、「歌舞伎町」「新宿三丁目・レインボービレッジ前」と東口を回り、「新宿駅南口」で再び新宿駅に接続。西口では「都庁本庁舎」などホテル・高層ビル街を抜け、1周およそ35分で「新宿駅西口」に戻る約5kmのルート。車内では、新宿のまちのイベント等の情報をモニター画面やパンフレットで提供する。
運賃は1回100円（未就学児は無料）。グループ割引（グループの3人目から半額）や新宿ＷＥバス1日乗車券（300円）も設定した。

また、新宿ＷＥバスには、環境にやさしい取り組みとして、東京都環境局等と連携し、パーク＆バスライドを導入した。これは、東京都第一本庁舎駐車場にマイカーを駐車して新宿ＷＥバスを利用すると、1時間分の駐車料金が無料になるしくみ。また、百貨店等の提携店舗で一定額以上の買い物をすると、概ね2時間分の駐車料金がさらに無料になる。このしくみを利用する場合は、パーク＆バスライド1日乗車券（400円で8名まで1日乗り放題）が利用できる。

昨日23日には試乗会を開催。60人を超える小学生の親子などが、天窓を備え、明るく開放感のある車内から、新宿のまちを楽しんだ。
運行当日の27日（日）は、午前10時30分からモア4番街（新宿3-18先）で出発式を実施し、運行開始を祝うテープカットや車両の展示を行う。