東戸山小学校で牧場体験!

最終更新日:2009年9月8日

写真:乳絞り体験
写真:子牛への哺乳を体験
写真:チーズづくりを体験
9月8日(火)、東戸山小学校(校長:國分重隆)に乳牛1頭と子牛2頭、先生役として13名の酪農家などが訪れ、「わくわくモーモースクール」が開催された。
これは、関東生乳販売農業協同組合連合会と地域交流牧場全国連絡会が主催する、酪農理解醸成活動推進事業の一環。乳牛や子牛との触れ合い体験を通じて動物への関心を高め、命の尊さを伝えるとともに、酪農に対する理解を深めることを目的とし、全校児童が参加した。

今回の「わくわくモーモースクール」は、まるで学校全体が牧場体験の場。乳搾りや子牛への哺乳を体験するコーナー、牧場のこと・牛の体のことを学べるコーナー、さらにはバターづくりやカッテージ風チーズづくりができるコーナーなど、楽しみが盛りだくさんの内容。

牛の体のことを知るコーナーでは、子どもたちから「牛は1日に何キロくらいえさを食べますか?」「どれくらいお乳は出ますか?」との質問が飛び、「多いと60キロくらいでだいたい体重の1割くらいを食べる。乳牛は1キロ食べたら、乳を1キロ出しますよ」と酪農家の方が答えると子どもたちは驚いた様子だった。
校庭の搾乳体験のコーナーでは、子どもたちが実際に乳絞りを体験。「大人しくてよかった」「思ったより温かい」と歓声をあげ、「温かいということは命があるということ。みんなは冷たい牛乳しか知らないかもしれないけど、絞りたての牛乳は温かいのだよ」との話に真剣に聞き入っていた。

今回の体験活動について國分校長は「子どもたちが食べ物からたくさんの命をいただき、自分の命に変えて生きていることを実感し、命の重さや命への責任を感じることができる貴重な機会となった」と話している。

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