「音楽」がみんなの心をひとつにする 「GTF御苑夏の音祭り」開催

最終更新日:2009年8月29日

写真:渡辺貞夫グループのステージ
写真:渡辺貞夫グループと子どもたちのステージ
写真:「エスコーラ ジャフロ」のステージ
写真:「子どもたちのコンサート」
 今日29日、新宿御苑イギリス風景式庭園(内藤町11)で「GTF御苑夏の音祭り」(主催:GTFグレータートウキョウフェスティバル実行委員会、共催:新宿区)が開催された。

 多種多様な樹木と芝生が広がる新宿御苑に特設会場を設置。普段は入園することのできない夜間の新宿御苑に、3千人を超える観客が来場した。緑に囲まれたステージには子どもから大人まで世代を超えた出演者が登場し、音楽を通して来場者の心をひとつにした。

 午後5時20分、「子どもたちのコンサート」がスタート。牛込第三中学校と戸塚第一小学校のブラスバンド部も登場し、「テキーラ」など観客も一緒に楽しめる曲を次々と披露。元気いっぱいの演奏に、大きな拍手が寄せられた。

 午後6時30分からは、「渡辺貞夫グループと子どもたちのコンサート~Share the world/こころつないで」。
 最初に、渡辺貞夫グループが登場。渡辺さんが奏でる美しいサックスの音色とバンドメンバーの見事な掛け合いは、集まった大勢の観客の心を魅了した。続いて、パーカッションチーム「エスコーラ ジャフロ」が、体全体を使った迫力満点のドラム演奏を披露すると、会場内は熱気に包まれた。そして、最後に中学生の子どもたちも参加し、渡辺さんが作曲した「Share the world/こころつないで」を観客とともに熱唱した。渡辺さんと子どもたち、そして客席を含めた会場全体が笑顔で溢れるコンサートとなった。

 午後7時45分からは、「音祭りコンサート」がスタート。沖縄出身の「やなわらばー」、ギタリストの鳥山雄司さんなど5組のアーティストが登場し、さまざまなジャンルの音楽が披露された。

 緑に囲まれた新宿御苑は、周辺のまちより夜間の気温が2~3度低い「クールアイランド」機能を備えている場所。ステージ上では、人が歩いたりする際に生じるエネルギーを利用して発電する「発電床」の紹介もあり、みどりや環境保全の大切さを体感できるイベントとなった。

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