今年の夏は冷房いらず 新宿打ち水大作戦

最終更新日:2009年8月3日

写真:打ち水の様子
写真:打ち水の様子
写真:災害用井戸水のタンク
 新宿区(区長:中山弘子)では、地球温暖化やヒートアイランド対策の取り組みの一つとして7月1日から「新宿打ち水大作戦」を開催している。
 これは7月1日から9月15日の期間中に、区内のあらゆる地域で打ち水を行い新宿のまちを冷やそうという試みで、今年で2回目となる。地域で打ち水を行う団体を募り、8月3日現在、町会・学校・企業など35の団体から参加の申し込みがあった。

 今日3日(月)は、午前10時から高田馬場駅周辺で清掃活動とポイ捨て防止・路上喫煙禁止キャンペーンが行われ、その後、駅前ロータリーで鶴巻南公園の災害用井戸水を利用し打ち水を実施。区職員と町会や商店街振興組合、新宿区シルバー人材センター職員などのボランティア115名が集合した。

 打ち水開始に先立ち、効果を測定するため打ち水前の地面近くの気温を測定した。その後、参加者はバケツの水をヒシャクでまくなど、一斉に打ち水を開始。最後に終了後の地面近くの気温を測定。36℃あった気温が27℃に下がり、かなりの効果があった。

 今後新宿区は9月9日までの毎週水曜日、新宿区役所正面玄関前で、同じように打ち水を行っていく。また、8月6日には新宿駅西口で、「新宿企業ボランティア連絡会打ち水大作戦2009」も予定されている。

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エコライフ推進係 電話 03-5273-4267