7月から認知症高齢者の介護者リフレッシュ等支援事業を開始

最終更新日:2009年6月25日

 新宿区(区長:中山弘子)は、7月1日から、認知症の方を在宅で介護しているご家族のリフレッシュを目的としたサービスを始める。
 この事業は、認知症の方の見守り等を行うヘルパーを派遣し、介護する方が心身をリフレッシュする機会をつくるもの。高齢者の方が認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、認知症の方への支援とともに、介護する方も支援していく。認知症の方の介護者をサービスの対象とすることで、認知症の方の在宅生活を支えるご家族等への支援を充実させる。

 このサービスは、認知症で日常生活に支障がある65才以上の方を在宅で介護している方が対象。利用には地域の高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)へ相談の上、申請が必要。訪問調査の結果を踏まえて区がサービスの利用を決定した後、利用者が訪問介護事業所と利用日時などを調整する。利用は1回につき6時間まで。1年間(4月~3月)で24時間まで利用できる。費用は1時間300円で、認知症の方が住民税非課税か生活保護を受けている場合等は免除する。

 事業を担当する高齢者サービス課は「ぜひ多くの方に利用していただき、介護の体力的な負担や精神的な疲れをリフレッシュしてほしい。このサービスが、認知症の方と介護者の方の両方が安心して生活を送っていくための助けになれば」としている。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 福祉部-地域包括ケア推進課
高齢者相談係 電話03-5273-4593