「氷彫刻オールスター歌舞伎町大会」を開催

最終更新日:2009年5月17日

写真:多くの見物客が見守る中、氷彫刻を作成する選手たち
写真:氷彫刻を作成する女性選手
写真:のこぎりを使って氷を切る選手
写真:最優秀賞の作品「花畑の中で!」
 今日17日、歌舞伎町シネシティ広場(歌舞伎町1丁目)で、「氷彫刻オールスター歌舞伎町大会」(主催:NPO法人日本氷彫刻会 東日本地方本部)が開催された。
 歌舞伎町商店街振興組合などの協力により、歌舞伎町で氷彫刻大会が開催されるのは今回で5回目。歌舞伎町の活性化と、新たな氷彫刻の披露を目的とした氷彫刻大会は、毎年恒例のイベントとなっている。

 全国氷彫刻展夏季大会の予選も兼ねている今日の大会には、レストランの料理長など18名の選手が参加した。競技の制限時間は90分間。選手たちは、ノコギリやノミを巧みに操りながら、重さ140キログラムの氷柱を、独創性の高い芸術作品へと変えていった。
 今大会では、全国で初めての試みとして、氷彫刻への装飾が可能となった。花や果物のほか、カレーライスの模型やゴルフクラブなど各々のテーマに合わせた発想力豊かな装飾物が作品に彩りを添えた。

 休日の歌舞伎町を訪れた多くの人々が足を止め、選手たちが懸命に作品を作り上げる姿に、感動と驚きに満ちた表情で見入っていた。それぞれの作品には、「涼美」「激流」「カレーライスを食べる少年」などの題名が付けられ、大勢の見物客が完成した美しい作品を写真に収めていた。

 「技術」「アイデア」「芸術性」「氷の安定性」などを基準に審査が行われた結果、最優秀賞には、山田嘉章選手の「花畑の中で!」が、優秀賞には、宮崎達也選手の「水中美」が選ばれた。
 なお、今大会の参加者の中から選出された12名は、7月12日に上野恩賜公園で開催される第38回全国氷彫刻展夏季大会に出場する。

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