家族そろって芸術体験!~「芸術体験ひろば」を開催~

最終更新日:2009年5月5日

写真:校舎とこいのぼり
写真:「風の子バザール」のステージ
写真:マジック体験
写真:楽器演奏体験(琴)
 本日5日、芸能花伝舎(西新宿6-12-30)で、さまざまな芸能の鑑賞や体験ができる催し「芸術体験ひろば」が開催された。主催は新宿区(区長:中山弘子)と芸能花伝舎。
 芸能花伝舎は、区と社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)が締結した文化芸術の振興に関する協定に基づき、旧新宿区立淀橋第三小学校の校舎を活用して開設した施設。芸団協が運営し、舞台の稽古や撮影に利用されているほか、芸能関連団体の事務所や新国立劇場の演劇研修所も入居している。

 「芸術体験ひろば」は、さまざまな芸術体験の機会を提供する催しとして平成17年から開催している。高層ビル群を背景に100匹程のこいのぼりが元気よく泳ぐ姿は毎年恒例となっており、訪れる人たちの目を楽しませている。5回目となる今年は、雨がちらつくあいにくの空模様となったが、区内外から延べ1,000人以上の来場者が訪れ、さまざまなプログラムを楽しんだ。

 会場内では、演劇・人形劇・落語などの鑑賞プログラムと、マジック・バレエ・楽器演奏などの体験プログラムが用意され、大勢の家族連れが参加した。
 演劇「風の子バザール」では、軽快なリズムに乗せて歌やダンスが披露され、会場内には子どもたちの笑顔があふれていた。また、「親子でたのしむマジック体験」では、身近な物を使ったマジックを家族みんなで体験。新聞紙から樹木や橋を造形するなど、誰でも簡単に楽しめるマジックに、参加者から拍手と歓声が沸きあがっていた。
 ほかにも、体育館に設けられたフリー体験コーナーでは、琴や三味線などの和楽器演奏やバルーンアート作りを体験することができ、子どもも大人も真剣な表情で取り組んでいた。

 区内在住の家族連れは、「楽器演奏など家族そろって楽しむことができるプログラムがたくさんあり、毎年楽しみにして参加しています」と話してくれた。会場内では、地元町会による模擬店も出店され、多くの来場者がゴールデンウィークのひとときをのんびりと楽しんだ。

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