外国人の初めての日本の生活を応援します!「新宿生活スタートブック」「外国語版新宿区マップ」を発行

最終更新日:2009年3月31日

写真:ネットワーク連絡会のメンバーの皆さん
写真:「スタートブック」と「マップ」
写真:新宿生活スタートブック
写真:外国語版新宿区マップ
 新宿区(区長:中山弘子)は、外国人の方へ日本の基本的な生活ルールや生活習慣、暮らしに役立つ公共施設等を紹介する「新宿生活スタートブック」と「外国語版新宿区マップ」を作成し、3月27日から配布を始めた。

 新宿区は、人口の約1割に当たる約3万人の外国人の方が住み、その国籍は100を超える多国籍のまち。区では、このことを区の特性として積極的にとらえ、国籍・民族が異なる人が互いの文化の違いを認め、理解し合い、共に生きていく「多文化共生のまちづくり」を進めている。

 今回の「スタートブック」と「マップ」はその一環として、来日して間もない外国人区民の暮らしを応援するために作成したもの。
 「スタートブック」は、現在日本で生活している外国人の先輩からのアドバイスを中心に、住まいのマナーや地震対策などさまざまな生活情報を、イラストを交えて分かりやすく紹介。「マップ」は、英語の地図と四言語(日本語・英語・中国語・ハングル)の公共施設一覧を掲載し、生活に便利なスポットを案内している。

 編集は、多文化共生に関わる地域住民・活動団体が参加する「しんじゅく多文化共生プラザネットワーク連絡会」から7人のメンバーが協力。メンバーは韓国・タイ・ミャンマー・日本と、国籍もさまざまで、「スタートブック」の作成に当たっては、「まずはあいさつが大事」などの意見や経験談も盛り込んだ。

 区文化観光国際課では「気楽に読み進められるように、先輩の語り口調にするなど工夫しました。外国人の方は、日本での生活に戸惑うことも多いと思います。スタートブックとマップを活用して、日本での暮らしを大いに楽しんでもらえれば」と話している。
 「スタートブック」と「マップ」は、外国人登録窓口で新規登録者に配布しているほか、しんじゅく多文化共生プラザ(歌舞伎町2-44-1東京都健康プラザハイジア11階)でも配布している。4月15日(水)からは、新宿区ホームページの外国語版ホームページでも閲覧できる。

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新宿区 文化観光産業部-文化観光課
電話 03-5273-3504