開館20周年記念 所蔵資料展 新宿歴史博物館名宝展

最終更新日:2009年3月12日

画像:川合玉堂画「富嶽」/昭和8 (1933) 年
画像:聖徳太子画像/江戸時代前期
画像:人魚のミイラ
 平成元年に開館し、現在まで新宿にまつわるさまざまな歴史的資料を収集・保存・公開してきた新宿歴史博物館(三栄町22)。3月14日(土)から開催する「新宿歴史博物館名宝展」では、開館20周年記念所蔵資料展の最後を飾り、選りすぐりの名品50点ほどを一堂に展示する。

 今回、注目の展示は、若宮町に長く住んだ近代日本画壇の巨匠・川合玉堂(かわいぎょくどう)の名品「富嶽」。四谷の左官組合に伝えられ、太子講と呼ばれる職人たちの信仰を示す貴重な「聖徳太子画像」。
 そのほか、四谷一丁目(旧・麹町十二丁目)の商家・野口家に伝えられた、狩野芳崖(かのうほうがい)ら江戸狩野派の流れをくむ名画や珍しい「人魚のミイラ」など、今回が初公開となる資料も多数紹介。
 名宝の数々を鑑賞しながら、新宿の歴史と文化の深さが感じられる展示となる。

■所蔵資料展「新宿歴史博物館名宝展」
【会期】3月14日(土)~5月10日(日)
    月曜日休館(4月6日・20日、5月4日は開館)
【会場】新宿歴史博物館地下1階企画展示室(三栄町22)
【時間】午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
【観覧料】無料(常設展は大人300円・小人100円)

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新宿歴史博物館 電話 03-3359-2131