充実したサービスを目指して!新宿区立図書館がリフレッシュオープン

最終更新日:2009年2月4日

自動貸出機
ご相談コーナー
セキュリティゲート
 新宿区立図書館では、利用者に役立つ身近な図書館を目指し、新しい利用者サービスを2月3日(火)から開始した。

 利用者の方が貸し出しカウンターに並ばずに、ご自身の操作で図書館資料の貸出手続ができる自動貸出機が設置された。また、職員が「調べもの」など利用者からの質問や相談をお受けし、一緒に課題解決のお手伝いをする「ご相談コーナー」が、貸出・返却・予約カウンターと分けて新たに設置された。
 このほかにも、区民の財産である図書館資料の持ち去りを防止するためセキュリティーゲートを全館の入り口に設置。図書館資料へのICタグ貼付により蔵書点検をする作業が減り、今年の特別図書整理による休館日数が短縮される。
 2月中には、インターネット閲覧用パソコンを設置し、インターネットや新聞記事検索などの商用データベースを無料で利用できるサービスを開始する。

 リフレッシュオープンしたこの日、中央図書館(下落合1-9-8)では、説明を受けながら自動貸出機を使用する利用者の姿が多く見られた。
 使い方は、(1)貸し出しを希望する図書館の資料を貸出機のテーブルに広げて置く、(2)カード挿入口に利用者カードを差し込み、画面に表示された内容と実物を照合し正しければ「確認」ボタンを押す、(3)返却期限が記されたレシートを受け取るというもの。説明を受けた方からは「こんなに速く手続きができるなんて」「機械だから難しいと思ったけど、とても簡単!」と驚きの声があがっていた。
 「ご相談コーナー」では、早速「作家の名前の読み方を知りたい」「会社情報(年商、資本金、従業員数)を調べたい」といったご相談があり、職員は、利用者の方のご要望に1対1でじっくりと対応していた。

 図書館の担当者は、「図書館は、区民や利用者の主体的な学習を支援するため、幅広い情報を収集、蓄積、提供する機能が求められており、今後も、時代のニーズに対応した新たな図書館サービスを考えていきたい」と話している。

 なお、2月3日(火)から3月1日(日)までの1ヶ月間、中央図書館で、映画会や講演会など、リフレッシュオープン記念イベントが催される。

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新宿区 中央図書館
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