「新宿ものづくりマイスター認定制度」6名を認定

最終更新日:2009年1月22日

記念撮影
認定式
あいさつする平野審査委員長
「技の名匠」ロゴマーク
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日22日(木)、「新宿ものづくりマイスター認定制度」の認定式を、BIZ新宿(区立産業会館)(西新宿6-8-2)で開催した。この制度は、区内の伝統産業やものづくり産業に携わる優秀な技術・技能を持つ職人を「技の名匠」に認定する制度で、区が今年度創設したもの。

 審査は、実地調査を経て、新宿ものづくりマイスター認定審査会(委員長:平野拓夫・多摩美術大学名誉教授)が審査し、1年目の今年は、染色や印刷の職人など6人が認定を受けた。

 午後2時からの認定式で、中山区長は「認定された皆さんは、各業界の第一人者として活躍されているとともに、後進の育成にも取り組んでいます。この認定制度によって、優れた技術が広く知られ継承されていくとともに、それが新たな産業と結びついて発展していくことを期待しています」と述べた。
 認定式に続いて行われた懇談会では、「名匠」の皆さんが培った技の数々や、伝統を生かし続けていく苦労などについて語り、異なる業種の「名匠」が交流する貴重な場となった。

 区では、「技の名匠」に認定された方に、区が制定した「技の名匠」ロゴマークの使用を認めるほか、パンフレットやホームページ等を通じて活動内容を広く紹介していく。
 区産業振興課は「今後も、区内のものづくり産業を支えている素晴らしい技術者の方を幅広く紹介し、産業の振興を図っていきたい」としている。

■平成20年度 「技の名匠」の認定者と業種(敬称略)
 富田篤(染色業・東京染小紋)
 西澤幸雄(染色業・東京手描き友禅)
 青木勉(製本業)
 兼平欣治(印刷業)
 石田毅司(つまみかんざし製造業)
 松田義明(洋服仕立て業、紳士服製造)

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