プロのバッティングを教わったよ! 東戸山小学校で野球教室を開催

最終更新日:2008年12月4日

写真:キャッチボールをする真中さんを子どもたちが見つめる
写真:バッティングの指導をする真中さん
写真:質問に答える真中さん
写真:バッティングを披露をする真中さん
 今日4日(木)、区立東戸山小学校(戸山2-34-2)(校長:國分重隆)で、元プロ野球選手による野球教室が行われた。
 この催しは、同校が今年度から導入した地域防犯メールサービス「まちcomiメール」を提供するドリームエリア(株)が、子どもたちにスポーツの楽しさを味わってもらおうと開催したもの。

 午前10時30分、全校児童約290名が集まった体育館に登場したのは、今年現役を引退した東京ヤクルトスワローズの真中満さん。ヤクルトのユニフォーム姿で登場した真中さんに、子どもたちは大きな歓声と拍手を送って出迎えた。
 真中さんは、小学5年生から野球を始め、プロ野球選手を目指して努力を重ねて、今年までプロ野球で16年間プレーした経験を振り返り、「何か自分の目標を一つ決めて、その目標に向かって努力することがとても大事なこと」と語りかけた。

 子どもからの質問タイムでは、「バッティングがうまくなるにはどうしたらいいですか?」との質問に、「素振りなどの練習を一生懸命やることが大切。練習すればどんどんうまくなるので、頑張ってください」と真中さんが答えると、真剣な表情でうなずく子どもたちの姿も。

 体育館では、真中さんと子どもたちがキャッチボールなどでふれあう時間も設けられ、野球をやったことのない児童も一緒になって運動することの楽しさを感じている様子だった。

 11時30分からは場所を校庭に移し、5年生が守備と攻撃に分かれて順番にバッティングを練習。なかなかバットにボールが当たらない子どもも、真中さんが優しくアドバイスすると、上手に打球を飛ばしていた。
 打順が真中さんに回り、真中さんが外野へ大きな当たりを放つと、子どもたちはそのパワーに感激していた。

 真中さんは、給食の時間も5年生と一緒に過ごし、最後に「友達に思いやりを持って接して、困ったときはお互いに助け合うことが大切。勉強も運動も頑張ってください」と子どもたちに伝えた。
 参加した5年生は、「真中さんのバッティングがカッコ良かった」「真中さんのような選手になれるように努力したい」と感想を話していた。

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