新宿駅周辺循環型バスの愛称を募集

　新宿区（区長：中山弘子）は、新宿駅周辺の回遊性の確保と魅力あるまちづくりのため、観光スポット・商業施設・駐車場・駅等を結ぶ循環型バスの運行開始に向け、事業者とともに調整を進めている。新宿を訪れる方からも、地域の方からも親しまれるバスとして利用いただけるよう、区と運行事業者が愛称を募集する。愛称はバスの車体やバス停に表示する。

　区では、循環型バスの導入を具体的に協議する場として、平成18年8月に「新宿駅周辺循環型バス導入対策協議会」を設置し、調査・検討を進めてきた。公募型プロポーザルにより、6月にバスの運行事業者として京王バス東株式会社を選定。今年度中の運行開始に向けて、準備を進めている。

　バスの運行は、都庁周辺～大ガード～靖国通り～明治通り～甲州街道～都庁周辺と、新宿駅の東西を環状に結ぶルート。「歩行を支援するバス」「安心して利用できるバス」「来訪者も地域の人も使いやすいバス」「環境にやさしいバス」「地域のシンボルとなるバス」をコンセプトに、東口の百貨店・飲食店・映画館、西口の高層ビル街・都庁・駐車場・ホテルなど、駅周辺のさまざまな場所への交通の利便を図る。

　愛称の募集は12月17日（水）まで。愛称（複数応募可）とその意味・理由・由来などと、住所・氏名（ふりがな）・年齢・電話番号を記入し、交通対策課交通企画係（本庁舎7階）へ。郵送・ファックスでも受け付ける。
交通対策課では、「新宿駅東西の連携と回遊性、より一層のにぎわいの確保につながる循環型バス。たくさんの方のアイデアで親しまれるバスになれば」と応募に期待している。