みんなで卓球を楽しもう!「つながれ!エンジョイピンポン2008」を開催

最終更新日:2008年11月22日

写真:記念撮影
写真:サウンドテーブルテニス
写真:車いすの方と打ち合う
写真:車いすでの卓球体験コーナー
 今日11月22日(土)、新宿コズミックスポーツセンター(大久保3-1-2)で、新宿区社会福祉協議会は「つながれ!エンジョイピンポン2008」を開催した(共催:新宿区生涯学習財団、NPO法人ともに生きる、後援:新宿区)。

 この催しは、老若男女・障害の有無に関わらず卓球を楽しむひとときを通じて、同じ地域で暮らしている人とのつながりを感じてもらおうと開催しているもので、今年で3回目。ESPミュージカルアカデミー専門学校のボランティアの方を含め、約130名が参加した。

 最初はフリーで打ち合う時間。新宿区卓球連盟指導員・東京観光専門学校卓球部・東京富士大学卓球部の選手との打ち合いや指導を受けられるコーナー、参加者同士の交流コーナーなどでは、たくさんの方が上級者との打ち合いや交流を楽しんだ。また、車いすでの卓球体験コーナーやサウンドテーブルテニス(目の不自由な方の卓球)コーナーを設置。サウンドテーブルテニスは、小さな鉄球を入れたピンポン玉を、ネットの下を通して打ち合うもの。ピンポン玉が動くと音がするので、視覚障害者の方はその音でピンポン玉の動きを察知するという。アイマスクをして体験した西早稲田中学校卓球部の生徒は「難しかった」と話した。

 その後はデモンストレーションなどの時間を設定。東京富士大学卓球部選手の模範試合では、ラリーの応酬に参加者から拍手が起こっていた。また、車いすでの卓球やサウンドテーブルテニスの楽しみ方を説明し実演。障害者の方が健常者と同じく卓球を楽しんでいる様子を紹介した。

 毎年行っているという「身体障害者の方へのエチケットの話」では、今年は聴覚障害者への接し方を取り上げた。「手話ができないからと遠慮しないでください。聴覚障害者の方との話は、ジェスチャーでも結構通じるんですよ」と、気軽に話しかけてとアドバイスした。
 障害のある方・ない方、高齢者から若者まで、地域に住むさまざまな方が卓球を通して触れ合った一日だった。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区社会福祉協議会 03-5273-2941(代)