育てた野菜をみんなで食べたよ!子ども農業体験収穫祭

最終更新日:2008年11月22日

写真:収穫作業をする子どもたち
写真:収穫したサツマイモ
写真:試食会の様子
 今日22日、大久保地域センター(大久保2-12-7)で子ども農業体験「収穫祭」が行われた。
 農業体験事業は、地域で活動する新宿区青少年活動推進委員が企画したもの。「子どもの生きる力」を育むため、区内ではなかなか体験できない継続的な農作業を通して、普段口にする野菜の成長を間近で学ぶとともに、子どもと農業指導者との世代間交流を通して社会性を身につけることを目的に実施している。

 5月末から始まった農作業には、区内在住・在学の小学3年生~6年生24名が参加。毎週土曜日に青少年活動推進委員と専門講師の指導を受けながら、百人町1丁目の畑と区立新宿中学校の屋上菜園で、かぼちゃやジャガイモなどを大切に育ててきた。

 今日の収穫祭では、まず初めに、これまでの農業体験で専門講師として指導してくれた梶谷正義先生から「みんなの畑で、今年はどんな野菜を作ったかな」と質問があった。子どもたちからは15種類以上の野菜の名前が次々に上がり、先生はその中の一つ「ネギ」について「青いネギと白いネギの育て方の違い」などを話した。
 その後、子どもたちは保護者と一緒に、収穫した野菜を使って料理し、ほうとうや天ぷらなどを味わった。自分たちが育てた野菜を使った料理を食べた参加者は「おいしい」「野菜本来の味がする」と話していた。
 最後に、子どもたちから梶谷先生へ、日ごろの指導に対するお礼の言葉が送られた。

 農業体験に参加した子どもたちは「野菜を収穫するのが楽しかった」と話していた。保護者からは「子どもは、あまり野菜を食べなかったけれど、農業体験に参加するようになって、野菜に興味が出て、よく食べるようになりました」と話してくれた。

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