新宿×ジャズ=楽園 第8回新宿トラッド・ジャズ・フェスティバルinハレクラニ

最終更新日:2008年11月15日

写真:「夢」ブラスバンドの演奏に拍手する男の子
写真:バンジョーストンパーズ(末広亭前)
写真:バンジョーストンパーズ
写真:「夢」ブラスバンドの演奏
 11月15日(土)午前11時、明るいバンジョーの音色で、ジャズの祭典「第8回新宿トラッド・ジャズ・フェスティバル in ハレクラニ」(主催:新宿トラッド・ジャズ・フェスティバル実行委員会)がスタートした。今日と明日の2日間、新宿三丁目周辺のライブハウスや飲食店など26箇所の会場で、プロのジャズマンや学生のバンドなど107グループ(約600名)が演奏を繰り広げる。

 「お祭り広場」と名づけられた要通りでオープニングを飾ったのは、第1回から参加を続けるベテランバンド「バンジョーストンパーズ」。10本ものバンジョーが寄席「末広亭」前などをパレードした。続いて早稲田大学のジャズサークルOBを中心に活動する「「夢」ブラスバンド」が、迫力のある演奏を披露。さらに仙台で活動する「アフリカンドラム&ダンスムース テランガ」がパフォーマンスを始めると、見物客を巻き込んだ踊りの輪ができ、お祭り気分は早くも最高潮に達した。

 中野区に住む2歳の男の子は、バンドや太鼓の演奏に合わせて笑顔で踊り、終始ご機嫌の様子。男の子のお母さんは「音楽が大好きなので、今日は楽しんでいるみたいです」と話してくれた。
 お祭り広場周辺の路上は、近くの飲食店からテーブルやイスが提供され、即席のオープンカフェに。来場者は、焼き鳥やポップコーン、そしてジャズをつまみにビールなどを楽しんでいた。

 パスポートチケットを購入すれば入退場が自由となる各店舗の会場も、ほとんどが満員の盛況ぶり。中でも、アメリカを中心に活動するチャーリー田川(バンジョー)が出演するライブハウス「Pit inn」は、開演直後から超満員。立ち見も困難なほどの人気だった。

 ジャズ好き・音楽好きにはたまらないこの2日間、新宿三丁目は、どこにいても陽気なリズムと拍手が聞こえてくる「音楽の楽園」になる。

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新宿トラッド・ジャズ・フェスティバル実行委員会 電話03-3341-5009