「私が地球にできること」を楽しみながら考えよう ~早稲田地球感謝祭~

最終更新日:2008年9月23日

写真:多くの人でにぎわうキャンパス
写真:模擬店ではリユース食器を使用して販売
写真:地ビール早稲田の店
 9月23日(祝)、早稲田大学早稲田キャンパス(西早稲田1)で、早稲田大学周辺商店連合会(会長:清水恒夫)・早稲田地球感謝祭実行委員会(実行委員長:山内康行)主催の「早稲田地球感謝祭2008」が開催された。
 この催しは、地域と大学が一体となって環境、安全・安心、福祉、教育などさまざまな分野からの発信をテーマに1996年から開催してきたもので、今回で13回目となる。

 午前10時からはオープニングセレモニーを開始。地ビール早稲田(早稲田大学周辺の商店会が企画した早稲田ブランド商品)の新ラベル表彰式、今日の祭に参加している地方の物産展の紹介、鶴巻小学校の子どもたちによる和太鼓の演奏が行われた。中山弘子新宿区長は、「地域、大学、商店会、地方、小中学校のつながりがまちを元気にして、すばらしいまちをつくっています。地球感謝祭では、環境や安全・安心など身近なテーマを取り上げていることはすばらしいことだと思います」と挨拶した。

 感謝祭の今年のテーマは「私が地球にできること」。会場内の飲食模擬店で使用する食器はすべてリユースできるものを使い、会場内の数か所に分別ゴミ箱等と一緒に回収箱を設置した。また、「マイ箸(はし)」持参を事前に呼び掛け、持ってきた方には割り箸削減に協力いただいたお礼として、お楽しみ抽選会に参加できる抽選券を渡し、楽しみながらエコに協力できる仕組みをつくった。

 新しくなった大隈講堂では「早稲田の街の音楽祭」を開催。早稲田少年少女合唱団、鶴巻小学校、早稲田青少年吹奏楽団、戸塚第一小学校、牛込第二中学校など地元の小・中学校の子どもたちが歌や楽器演奏を披露した。

 会場内には、太鼓演奏、ダンス、フラメンコなどを行った2か所の「ステージ」のほか、テーマ別に「防災」「街コミュニティ」「キッズ」「環境」「まちの文化祭」「模擬店」のコーナーを設け、学生・商店会等全部で71団体が参加した。地域の方や学生などたくさんの方が来場し、「おいしいものを食べて」「楽しい企画で学べる」まちのお祭りを楽しんでいた。

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