新宿区名誉区民展始まる

最終更新日:2008年9月20日

写真:ステージで歌うやなせたかしさんとアンパンマンたち
写真:新宿シンちゃんと歌う大和田りつこさん
写真:アンパンマン、バイキンマン、しょくぱんまんとドリーミング
写真:名誉区民展の展示会場
 新宿区(区長:中山弘子)は、(財)新宿区生涯学習財団との共催による「新宿区名誉区民展」を、9月20日から10月19日までの日程で開催。初日の今日は、オープニングイベントとして、やなせたかし氏(平成16年1月顕彰)の「アンパンマンコンサート」を開催した。

 新宿歴史博物館(三栄町22)では、午前10時から名誉区民の大山忠作氏ら関係者を招待して内覧会を実施。式典の中で中山区長は、「区民の誇りである名誉区民の方々を身近に感じていただき、新宿のすばらしさを皆さんと共感したいと思います」とあいさつした。式典終了後出席者は、博物館職員の説明を受けながら貴重な作品や道具類、写真などを見学した。一般公開(無料)は、午後から始まった。

 四谷区民ホール(内藤町87)では、午後2時から「アンパンマンコンサート」を開催。約1,600人の応募があり、抽選で選ばれた約400人が来場した。
 やなせ氏は登場するなりアカペラで歌い始め、今日登場するキャラクターを次々に紹介。双子姉妹のデュオ、ドリーミングが「アンパンマンのマーチ」などテレビでおなじみの歌を歌いだすと、子どもたちの目はステージに釘付けになった。さらに、アンパンマンやバイキンマン、ドキンちゃんたちが客席に下りて子どもたちと握手を始めると、会場の盛り上がりは最高潮に。ドリーミングは「ふたつの光」(やなせ氏の作詞作曲)を初めて公開、美しいハーモニーで会場を魅了した。また、やなせ氏から寄贈された新宿区の防犯マスコット「新宿シンちゃん」も参加した。8月に公開されたアニメーションの中でテーマ曲を歌う大和田りつこさんが、シンちゃんの衣装を着て登場。伸びのある歌声を披露し、会場を盛り上げた。
 1曲ごとに曲を紹介し、自身も歌を披露したほか、5回もの衣装替えを行ったやなせ氏には、来場者から「元気と勇気をもらいました」といった感想が聞かれた。

 10月18日(土)には、新宿文化センター(新宿6-14-1)で、ファイナルイベント「名誉区民による日本の伝統芸能の共演」が行われる。新宿の誇る技芸を堪能できるこの催しには、区内在住または在勤の方1,700名を無料で招待する。

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