小学校PTA連合会が一斉パトロールを実施

最終更新日:2008年9月1日

写真:パトロールをスタート
写真:F.C.東京や東京ヤクルトスワローズの関係者も参加
写真:出発式の参加者
 新宿区立小学校PTA連合会(小P連)では、防犯活動の推進に取り組んでおり、「安心・安全な小学校」を目指し、防犯ブザーの活用やさまざまな事業での危機管理意識の向上等に努めている。小P連では3年前から9月1日を「一斉パトロールの日」とし、今日、全29小学校のPTAが一斉にパトロールを行った。

 午前9時45分から出発式を区役所本庁舎前で実施。同連合会が実施したプロスポーツ選手との交流「ゆめじぎょう」によりつながりのできたF.C.東京や東京ヤクルトスワローズからも応援に駆けつけた。

 菅野真也小P連会長は「今日は子どもたちに区のどこに行っても大人が見守っているんだよとPRする日。保護者が力をあわせて今後もパトロールを続けていきたい」と話した。中山弘子区長は「まちの方たちが子どもたちを守るという温かいメッセージを、ずっと子どもたちに発信し続けてほしい」とあいさつし、金子良江教育長は「子どもたちを守るこの活動を今後も推進してほしい。教育委員会も応援します」と話した。
 金子教育長から小P連会長に、防犯用品としてマーキングガン(不審者の侵入時に、犯人を識別するための特殊塗料を発射するピストル型の防犯具)のメンテナンスセットが渡された後、参加者全員で「パトロールスタート」の掛け声をかけ、出発した。

 各校では、メンバーが腕章をつけのぼりを立てて、学校が実施した児童引取訓練に参加。今日一日は腕章をつけて行動し、防犯意識の高い地域であることをアピールするほか、地域の方と一緒に特別パトロール隊を結成し、学区内をパトロールした。また、子どもたちの安全のための連携強化を図るため、16校が大久保小学校で「合同安全会議」を実施。各校のPTAは「マーキングガン」の使用方法の説明を受け、試射を行った。

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