「商店会加入促進マニュアル説明会」を開催

　今日29日午後3時から、ＢＩＺ新宿（区立産業会館）（西新宿6－8－2）で、「商店会加入促進マニュアル説明会」が、新宿区商店会連合会（会長：大室新吉、以下「区商連」）の主催、新宿区（区長：中山弘子）の後援で行われた。

　区商連では、活力のある商店街づくりを図るため、商店会への加入促進と組織の強化を進めており、18年度には商店会加入状況の調査を、19年度には日本マクドナルド（株）やセブンイレブン（株）などチェーン店への協力依頼などに取り組んできた。

　20年度は、各商店会が未加入店への働きかけを効果的に行うための「加入促進マニュアル」を制作。マニュアルはＡ4判8ページで、加入促進活動の手順や未加入店への対応などを分かりやすくまとめている。今日の説明会は、このマニュアルを広く活用してもらうため、各商店会の方等を対象として開いたもの。

　説明に先立ち、（社）フランチャイズ総合研究所商人塾塾頭の鈴木貞夫さんが「元気を出せ商店街～商いの原点『勝つための商店戦略とは』」と題して講演。鈴木さんは、百貨店・飲食店・コンビニエンスストアといった業界での50年の経験から「それぞれの店が自店の力を磨くとともに、商店会はまちぐるみで知恵を出し合って地域の魅力を高めていくことが重要。お客さんを呼び込んでいくには、地道で粘り強い取り組みが肝心です」と、元気な商店街づくりに必要な姿勢について語った。

　講演に続いて、区商連から「加入促進マニュアル」の説明があり、「商店会の輪を広げていくために活用してください」と呼び掛けていた。
　マニュアルは今後、区商連に加盟している94商店会に送付される。