「新宿育ちのゴーヤ」いただきます

最終更新日:2008年8月22日

写真:ゴーヤを手に説明する高山さん
写真:大きなゴーヤを手にした参加者の男性
写真:グループに分かれて楽しく料理
 今日22日、新宿区(区長:中山弘子)は、大久保地域センター(大久保2-12-7)で「ゴーヤ料理教室」を開催。区内でゴーヤを育てている20人が参加した。

 この催しは、今年始まった「新宿『みどりのカーテン』プロジェクト ~新宿に1000枚のみどりのカーテンをつくろう」の一環として、ゴーヤの収穫の時期に合わせて企画したもの。区内の地域センターで4回実施、100人が参加した。「みどりのカーテン」とは、窓辺にゴーヤなどのツル性植物をはわせる自然のカーテンのこと。区は、地球温暖化防止に向けた一歩として5月から区内の家庭・事業所・公共施設など約800か所にゴーヤなどの苗(約2,800株)を配布した。

 「ゴーヤ料理教室」の目玉は、区民の方が自宅で育てた自慢のゴーヤを持ち寄り食材とすること。ベランダで育てたゴーヤや、長さ48cmもの特大ゴーヤが披露された。

 講師は、元板橋区立金沢小学校校長の高山厚子さん。沖縄県出身の高山さんは、退職後も環境に関する著作・教育活動を続けている。
 今日のメニューは、ゴーヤジュース、ゴーヤゼリー、ウコン入りゴーヤちらしずし、ゴーヤチャンプルーの味噌仕立てなど、まさにゴーヤのフルコース。高山さんの説明後、4つの班に分かれた参加者は、楽しく料理した。試食会では「ゴーヤのワタの天ぷら」が特に好評。高山さんによれば、「ゴーヤのワタは苦味もなく、捨てるなんてもったいない」とのこと。ふわふわとした食感も評判だった。

 プロジェクトを手掛ける環境対策課とエコギャラリー新宿(区立環境学習情報センター)では、「みどりのカーテンプロジェクト」の効果について「地球温暖化防止や、目に優しい緑が増えるということ以外にも、ゴーヤを通じて地域の交流が深まったという話をたくさんいただき、思わぬ"収穫"になりました。来年はさらに多くのウリトモ(「みどりのカーテン」について話せる友達の意味)」を増やしていきたいですね」と期待を寄せている。

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環境学習情報センター 電話 03-3348-6277