レッツ防犯!新宿シンちゃんが子どもたちに防犯を教える 広報アニメーションを制作

最終更新日:2008年8月18日

画像:新宿区役所から飛び立つシンちゃん
画像:女の子を車で連れ去ろうとするびっくり仮面(変装)
画像:仮面(変装)をにらみつけるシンちゃん
 新宿区(区長:中山弘子)は、広報ビデオのアニメーション版「新宿シンちゃんパトロール~わるい大人に気をつけて」を制作した。

 このアニメーションは、小さな子どもを狙った犯罪に対して、「子どもが自分の身を守る方法を知り、実践していく力を身に付ける」という趣旨のもの。子どもに強い関心を持ってもらい、かつ、分かりやすい内容にするため、今までにないアニメーションという手法を用いた。

 新宿区は平成16年に、「アンパンマン」の原作者で新宿区名誉区民のやなせたかしさんから、防犯マスコットキャラクター「新宿シンちゃん」の寄贈を受けている。今回やなせたかしさんに依頼し、新宿シンちゃんが子どもたちに呼びかける内容で、子どもも大人も楽しく学べるアニメーションを制作した。

 今回のアニメーションのために、新しいキャラクターをやなせたかしさんが描いてくれており、アニメーションでは、悪い大人に扮する「びっくり仮面」とその一味(あかめん・あおめん・くろめん)が、さまざまな方法で子どもたちを連れ去ろうとする。「車に乗った人から、声を掛けられたとき」「一人でエレベーターに乗るとき」「誰もいない家に、一人で帰ったとき」「知らない人からの電話には」などの場面ではどうするかを、新宿シンちゃんが教えてくれる。

 ビデオは20分。8月24日(日)午後0時から東京MXテレビで放映し、8月26日(火)からはVHSビデオ・DVDの貸し出しと区ホームページでの動画配信を始める。貸し出し場所は本庁舎1階の区政情報センター、区立中央図書館、四谷図書館(※四谷図書館はVHSビデオのみ)で無料。また、聴覚障害者の方向けに字幕付きのビデオも貸し出しする。

 企画した区政情報課では「このアニメを通じて、たいていの大人は子どもたちを助けてくれるいい大人だが、子どもを狙う悪い大人がほんの少しはいるということを理解してほしい。もしものときは、大声を出したり、近くの家や店に逃げ込むなどを、子どもたちが勇気を出して実践してもらえれば。そして、家にひとりでいるときに来客があった場合にどうするかなど、家庭の中で習慣付けるルールを家族で話し合うきっかけとなれば」と話している。

・平成21年「全国広報コンクール」映像部門で入選作に選ばれました (平成21年5月27日更新)

・平成20年度東京都広報コンクール(映像部門)入選/ 「全国広報コンクール」への東京都推薦が決まりました (平成21年1月29日更新)

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