「食の教育講演会」を開催 ~食の大切さを陳建一氏に伺う~

最終更新日:2008年7月14日

写真:生徒の質問をきく陳建一氏
写真:笑顔で話す陳建一氏
写真:陳建一氏の話を聞く生徒たち
写真:質問した生徒に話しかける陳建一氏
 今日14日(月)午後1時30分から、新宿区立四谷中学校で、四川飯店社長 陳建一氏を迎えて「食の教育講演会」が開催された。

 同校では「食」の大切さについて生徒に学んでもらうため、総合の時間を利用して、「食育」に関する講演会を実施しているほか、スクールコーディネーターやふれあいサポーターなど地域の方も一緒に企画する「テーブルマナー教室」などを実施している。

 今日の講演会は「食の大切さ」「陳建一氏の生き方」がテーマ。
 父親である陳建民氏の料理を食べて、自分もこんなおいしい料理を作れるようになりたいと思ったことが料理人を目指したきっかけだったことや、厳しかった修行時代も、料理が好きだからがんばれたと話していた。また、「何かをやるときはやる、遊ぶときは遊ぶ」「TPOをわきまえる」と、勉強や仕事ばかりではなく、メリハリをつけるべきと生き方に対しての考えを話した。

 食生活については、「体の成長する大事なときだから朝ごはんはできるだけ食べよう」「好き嫌いはなるべくなくす」など、まずできることを生徒たちに語りかけた。

 現在経営している麻婆豆腐専門店の話や、過去の失敗談など、さまざまな話の最後に、「料理人になりたい人は、店に遊びにおいで。調理場を見せてあげるよ」と陳氏が言うと、うれしそうにうなずく生徒もいた。

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四谷中学校 電話 03-3358-3771