歌舞伎町 夏の風物詩!ヒンヤリ「氷彫刻展」

最終更新日:2008年7月13日

写真:ノコギリで氷を切ると氷の粒が飛ぶ
写真:炎天下のシネシティ広場で作業をする出場者たち
写真:完成した氷彫刻にカメラを向ける見物客
写真:ノミを使って氷を削る
 今日13日(日)午前11時から、強い日差しが照りつける歌舞伎町シネシティ広場(歌舞伎町1丁目・新宿コマ劇場前)で、「日本氷彫刻会第37回全国氷彫刻展夏季大会」(主催:NPO法人日本氷彫刻会、共催:歌舞伎町商店街振興組合)が開催された。歌舞伎町での開催は3回目。シネシティ広場での開催は昨年に続き2回目となる。

 日本氷彫刻会の小林名誉会長が「日本一の繁華街歌舞伎町で、今日の主役は選手のみなさんです。けがのないようがんばってください」と激励し、競技がスタート。選手たちは、ノミやノコギリを巧みに使って、氷の塊に命を吹き込んでいった。

 競技に参加したのは、全国の予選を勝ち抜いた100人。選手たちは、50分という制限時間の中で、重さ125キログラム(サイズ:1.1m×55cm×27cm)の氷柱に挑んだ。普段ホテルのパティシエとして働く田中貴一郎選手は、今回初出場。家族が応援にかけつけ、5歳の娘さんと3歳の坊やから「パパがんばってー」とかわいい声援が飛んでいた。

 今日の会場は、30度を超える炎天下。競技開始前から汗だくの選手たちは、削り出された氷を口に含んだり、頭からかぶったりと、全身ビショビショになりながら氷と格闘。この様子に、歌舞伎町を訪れた人々も足を止め、思いがけず出会った氷のイベントにカメラを向けていた。

 表彰式は、午後3時から風林会館(歌舞伎町2-23-1)で行われた。最優秀賞には、藤山秀夫選手(関東地区)の「ダンシング ナイト」が、優秀賞(新宿区長賞)には、小阪芳史選手(関東地区)の「こぐまのショー!!『こりゃくまげたな』」が選ばれた。

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