子どもたちの柔軟な発想に注目!小・中学生フォーラム

最終更新日:2008年7月11日

写真:色紙を高く掲げて自分の意見を表現する子どもたち
写真:意見を発表する児童と、それを聞く子どもたち
写真:意見を発表する生徒と、それを聞く卯月教授
写真:出席者全員で記念撮影
 今日11日、新宿区(区長:中山弘子)は区役所本庁舎(歌舞伎町1-4-1)で小・中学生フォーラムを開催した。

 このフォーラムは、小・中学生が区長を交えて話し合い、意見や要望を伝えるもの。子どもの意見を区の施策の参考にするとともに、子どもの施策への 積極的な参加を目指している。

 今日のテーマは「わたしたちの夢スペース~居場所についてかんがえよう~」。中山区長、金子良江教育長と小学生28名、中学生10名が出席した。卯月盛夫・早稲田大学教授が進行役となり、「だれといる時が一番楽しい?」「公園やひろばについての提案」「建物やまちについての提案」の3つのテーマに沿って、事前のアンケートで提出された、それぞれが考える「夢スペース」を模型等の画像も使いながら紹介。「子どもだけ(高校生も含む)でも公園・ひろば・建物を責任を持って使うことができると思う?」などの質問に対し、4つの選択肢から選んだ自分の意見を色紙で示してもらい、子どもたちは「話し合ってルールを作ればできると思う」「ルールを決めても守らない人がいるから無理だと思う」と、活発に意見を交換した。

 また、「子どもが作る子どものためのビル」など子どもの視点で考えられた提案に、会場の保護者も興味深く聞き入っていた。

 フォーラムの終わりに、中山区長は「皆さんが主役となり、一人一人が持っている力を互いに認め合うことで、より良い夢スペースを作ることができると思います」と子どもたちへの期待を述べた。

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