高田馬場公園にゆれる七夕の願い

最終更新日:2008年7月2日

写真:遊具や木々にもたくさんの七夕かざりが
写真:色とりどりの短冊
写真:飾りつけをする人
 区立高田馬場公園(高田馬場4-22)に、さまざまな願いを込めた短冊が飾られている。
 これは、高田馬場4丁目の町会である高田馬場南親睦会が公園を活用して地域の親睦を深めようと飾っているもの。今年で7回目となる。
 事前に区内で竹を調達し、公園内に設置。1日に町会や高齢者クラブ、地元の西戸山小学校や戸塚第三小学校の子どもたちが、願い事を書いた短冊を飾った。

 公園の一角では、砂場の周辺を取り囲むように笹の葉が立てられ、「水泳選手になりたい」「ピアノがうまくひけますように」など、子どもたちの願い事が書かれた色とりどりの短冊が飾られている。また、近くの茶道会館(高田馬場3)でお茶や華道などの日本文化を学ぶ留学生が書いた短冊も飾られている。
 公園を訪れる人が自由に短冊に願い事を書いて吊るすことができるように、公園内の大きな木の下にビニールケースを置き、短冊と筆記用具も用意されている。

 高田馬場公園は、地域の方が公園のサポーターとして植栽や掃除などを行っているほか、今月20日(日)には地域のイベントを開くなど、地域コミュニティの場として活用されている。

 高田馬場南親睦会会長の山崎晃さんは、「七夕のような伝統的な日本の文化を、子どもたちや留学生に伝えていければ」と話してくれた。
 七夕飾りは7日(月)まで公園に飾られる。

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