「新宿自治創造研究所 発足記念講演会」を開催 ~新宿発自治創造に向けて考えるべきこと~

最終更新日:2008年6月23日

写真:基調講演をする大杉教授
写真:基調講演を会場後方から見る
写真:あいさつする金安所長
 新宿区(区長:中山弘子)は、平成20年4月、自治体シンクタンクとして「新宿自治創造研究所」(以下、研究所)を設置し、区の政策課題に関する調査・研究を行っている。
 今日23日午後には、研究所の周知と自治に関する関心を喚起する目的で、職員向けの研究所発足記念講演会を区役所5階大会議室で開催した。

 中山区長と金安岩男研究所所長のあいさつ、研究所の概要説明に続き、研究所アドバイザーである首都大学東京大学院の大杉覚(さとる)教授が、「新宿の自治、東京の自治 ~新宿発自治創造に向けて考えるべきこと~」と題した基調講演を行った。

 大杉教授は、これまでの都区制度や都区改革の取り組みの意義を検証するとともに、昨年秋から年末にかけて東京都側と特別区側からそれぞれ出された「今後の都区の自治のあり方」に関する2つの報告を素材とし、(1)基礎自治体、(2)完全自治体、(3)政策自治体 をキーワードに、「新宿発自治創造」へのシナリオを戦略的に考える必要性を熱く語った。

 講演会には、中山区長をはじめ、約70名の区職員が参加。「新宿発自治」のスタートが切られた。

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