第3回新宿区産業振興フォーラムを開催しました

最終更新日:2008年5月19日

写真:講演する松平氏・満員の会場
写真:講演する松平氏
写真:講演する松平氏
写真:パネルディスカッションのパネリスト
 今日19日午後2時から、新宿区(区長:中山弘子)と東京商工会議所新宿支部(会長:新田満夫)は、京王プラザホテル(西新宿2-2-1)で「第3回新宿区産業振興フォーラム『副都心線開通を地域発展のチャンスに』」を開催した。

 産業振興フォーラムは、「産業創造都市新宿」の未来像を探るために、新宿区長と企業の経営者などが新宿の産業の現状や展望等について語り合う催しで、区内企業の交流をうながす狙いもある。

 今回は、東京メトロ副都心線が6月14日に開業予定であることを踏まえて、開業による人の流れの変化をチャンスととらえ、地域経済のさらなる発展につなげようとの目的で開催。区内の企業など92社が参加した。

 まず、冒頭のあいさつで中山区長は「副都心線の開業により地域間の競合が激化すると言われていますが、新宿の個性を生かして、この機会を新たな地域づくりにつなげたいと考えています」と副都心線開業への期待を述べた。

 第1部は、元NHKアナウンサーの松平定知氏の基調講演。新宿の早稲田大学で学び、渋谷のNHKに勤め、この春から池袋にある立教大学で客員教授を務めるなど、副都心線が結ぶまちにゆかりの深い松平氏が「私の新宿、変わる新宿」と題して講演を行った。講演の中で松平氏は、「新宿は知名度があり、活力があり、歴史がある魅力的なまち。新宿が持つさまざまな特徴を生かしながら変化してほしい」と語った。

 続く第2部は、池袋・新宿・渋谷の各商店街の代表者などによるパネルディスカッション(※)。新しい交通網の整備による変化や各地域が抱える課題などを通して、回遊性のある魅力的なまちづくりへの取り組みや、それぞれ特徴のある3地域の発展に向けた相互連携などについて意見を交換した。

※コーディネーター
  廣江彰氏(立教大学経済学部教授)
  パネリスト
  竹之内勉氏(新宿大通商店街振興組合理事長)
  石森宏氏(池袋西口駅前名店街副会長)
  大西賢治氏(渋谷道玄坂商店街振興組合理事長)
  新田満夫氏(東京商工会議所新宿支部会長)
  中山弘子(新宿区長)

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電話 03-3344-0701