区と市民活動団体との協働で暮らしやすい地域社会を目指す「協働事業提案」を募集しています

　新宿区（区長：中山弘子）は、多様化する地域の課題や区民ニーズに対応するため、ボランティア団体・ＮＰＯなどの市民活動団体の専門性や柔軟性を生かした「協働事業提案」を募集する。

　協働事業提案制度は、地域課題を効果的・効率的に解決するための事業を公募するもので、審査を経て選定した事業は1事業当たり500万円を上限として、区と提案団体が協働して事業を実施する。同制度を開始した平成18年度からこれまでに「外国人の子どもの学習支援等」や「夏目漱石生誕140年記念事業」などの提案が事業化されている。

　今回募集する提案は21年度に実施する事業で、(1)ボランティア団体・ＮＰＯなどの市民活動団体の自由な発想による事業と、(2)区からの課題「伊那市等の森林保全における木材資源の有効活用事業（※）」に関する事業の2種類。
　募集期間は6月30日（月）まで。区は提案のあった事業を審査し、21年2月に実施事業を決定する予定。事業の選定・実施までのスケジュールは以下のとおり。

【スケジュール】
　5月20日・21日・28日…提案募集に関する説明会
　6月30日まで…提案事業の募集
　7月24日…第1次審査（書類選考）
　9月6日…第2次審査（公開プレゼンテーション）
　10月上旬…事業内定
　21年2月…事業最終決定
　21年4月～翌年3月…事業実施

※今年2月、新宿区は友好提携を結んでいる長野県伊那市と「地球環境保全のための連携に関する協定」を締結。今後、この協定に基づき伊那市の森林間伐等を実施する予定で、間伐により発生する木材の活用などの事業を募集するもの。