稲荷鬼王神社でサクラソウを展示

最終更新日:2008年4月21日

写真:境内に展示された色とりどりのサクラソウ
写真:屋上でサクラソウを前に話す大久保萌子さん
写真:つぼみがなくなってしまったサクラソウ
 区役所近くの稲荷鬼王神社(歌舞伎町2-17-5)の境内では、色とりどりのサクラソウが展示され、訪れる人の目を楽しませている。

 サクラの散るころには病気が流行したことから、神社では地元に病気がはやらないように祈る祭「鎮花祭」(はなしずめのまつり)を行うが、この季節に合わせて毎年境内でサクラソウを展示している。
 育てているのは、宮司の大久保直倫(なおとも)さんとご家族。母の萌子(たみこ)さんを中心に、社務所の屋上で700鉢以上を育てている。

 例年は、200鉢以上を展示しているが、今年の展示は約50鉢。
 萌子さんによれば、数日前の朝、展示用のサクラソウを選ぼうと屋上に上がってみると、多くの鉢のつぼみがなくなっていたという。「ネズミがサクラソウのつぼみを食べるという話をききましたが、今はとにかく悲しいですね」と話し、何かよい対策はないかと思案している。

 展示は4月末ごろまで常設で行う。夜は午後9時ごろまで照明が点けられ、可憐なサクラソウを楽しむことができる。

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稲荷鬼王神社 電話 03-3200-2904