高田馬場に地域を見守るこいのぼり

最終更新日:2008年4月20日

写真:色とりどりのこいのぼり
写真:色とりどりのこいのぼり
写真:大正時代のこいのぼり
写真:公園にはセイヨウシャクナゲの花も
 今日20日から、区立高田馬場公園(高田馬場4-22)に約80匹のこいのぼりが飾られている。地元の方の手できれいに手入れをされた公園には、5メートルを超える大きなものなど、色とりどりのこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいる。

 これは、地元の町会である高田馬場南親睦会が15年ほど前から毎年行っているもの。南親睦会の呼び掛けで集まったこいのぼりの中には、大正時代から受け継がれてきたものもある。丁寧に修繕され、大切に扱われている様子から、子どもたちの健やかな成長を願う地域の皆さんの温かさが感じられる。

 今年は、統廃合された四谷第三小学校のPTAから寄贈されたこいのぼりも飾られ、こいのぼりを通して、たくさんの人の輪も広がっている。

 都心ではマンションやアパート住まいのために、こいのぼりを飾ることができない家庭も多い。今日、中心になってこいのぼりを飾った南親睦会青年部の皆さんは、「近隣の子どもたちも、こいのぼりの大群を楽しみにしてくれています。公園が子どもの声でにぎわうのはとてもうれしい」と話してくれた。
 こいのぼりは5月10日(土)まで飾られる予定。

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