吉本興業東京本部が旧四谷第五小学校で“入学式”

最終更新日:2008年4月1日

写真:割られたくす玉とよしもと笑学校の文字
写真:あいさつする吉野社長
写真:校庭で芸人のインタビュー(校舎を背景に)
写真:2、3階部分のオフィススペース
 吉本興業グループ東京本部・新オフィスが、旧新宿区立四谷第五小学校(新宿5-18-21)の校舎に移転したことに伴い、今日4月1日に新入社員の入社式ならぬ“入学式”が行われた。

 午前11時、子どもの声で「入学式が始まります。全校生徒のみなさんは校庭に集合してください」という放送が流れ、式典がスタート。
 吉本興業株式会社・吉野伊佐男社長の「新宿区の掲げる『歌舞伎町ルネッサンス』の考えに賛同し、この地に移転することを決めました。地域との共生・融合を図りながら文化を発信していきたい」というあいさつに続き、中山弘子区長が「新宿は昔から人と人とが行き交うまち。区と、地域と一体となってこの場所から生み出される文化に期待します」と歓迎の言葉を述べた。

 新入社員のみなさんが入社にあたっての抱負を述べた後、くす玉が割られると同時に鳩が飛び立ち式典は終了。引き続き校舎や校庭を使っての「文化祭」が始まり、社員のみなさんが模擬店の店員や美術部員などに扮し、会場を盛り上げた。

 新オフィスは、昭和9年に建設された校舎の外観を残しつつ、現代の耐震規準に合わせた補強工事を行い、3月24日からすでに業務を開始。1階部分は共有スペース、2階、3階部分は吉本興業グループのオフィススペースになっている。

 一方、午前10時から新宿区役所(歌舞伎町1-4-1)では新規採用職員の入区歓迎式が行われた。事務や福祉、建築など8職種117名の新規採用職員が宣誓を行い、中山区長から辞令を受け取った。

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