新型インフルエンザ対応訓練を実施

最終更新日:2008年2月15日

写真:個人防護具を装着する
写真:開設された陰圧テント
写真:トリアージ訓練・問診
 2月15日(金)午後、新宿区(区長:中山弘子)は、新型インフルエンザの国内発生に備える訓練を、新宿区医師会(会長:中村靖彦)の協力により実施した。
 今回の訓練は、日本国内で新型インフルエンザが発生し、ヒトからヒトへの感染を確認、パンデミック(大流行)発生のリスクが高まったという状況を想定。これに対応する発熱センターを新宿区保健所(新宿5-18-21)屋上に開設し、トリアージ訓練を行った。

 訓練は、午後1時30分に開始。新宿区医師会の医師3名のほか、四谷消防署から3名、新宿区職員23名(医師7名、保健師8名を含む)が参加した。
 訓練内容の説明後、個人防護具の装着訓練、陰圧テントの設置訓練を行い、発熱センターを開設した。
 発熱センターでは、4人の受診者に対するトリアージ訓練を実施。問診、体温・血圧測定、検体採取、診察、採取した検体の搬送用容器への収納、個人防護具の脱衣訓練を行った。

 訓練終了後、参加者全員による反省会を開催。参加者からは「マスクが息苦しく、声が聞こえにくい」「受診者の誘導が課題」「防護具を脱ぐのが大変だった」などの意見があった。
 新宿区保健所長は「今回初めてトリアージなどの訓練を実施した。今後は、今日の訓練で得た反省点を生かしていきたい」と講評を述べ、訓練を締めくくった。

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