特別展「関孝和と和算の世界」を開催します

最終更新日:2008年1月16日

画像:関孝和肖像画
 1月19日(土)から下記のとおり、新宿歴史博物館(三栄町22)で特別展「関孝和と和算の世界」を開催する。

 関孝和(せきたかかず)は、和算を世界レベルまで引き上げ、同時代のニュートン、ライプニッツとともに世界三大数学者と称されている和算家である。新宿区の四谷天龍寺前に住み、没してからは新宿区弁天町の浄輪寺(弁天町95)に葬られるなど区にゆかりの深い人物でもある。

 平成20年は、「算聖」関孝和の没後300年に当たるため、日本数学会や日本数学史学会が結成する「関孝和三百年祭記念事業実行委員会」との共催事業としてこの特別展を開催することとなった。
 同特別展では、貴重な肖像画や和算書等を展示し、関孝和の生涯と業績や新宿ゆかりの和算家21名を紹介するとともに、国指定重要文化財であるコンパスや日時計などの「藤田貞資関係資料」も展示する。
 近年新たに脚光を浴びている和算の世界に触れてもらおうと、講演会・和算教室等の関連イベントも用意している。

【会期】
 1月19日(土)~3月2日(日)※月曜休館(月曜が祝日にあたる場合はその翌日)
【開館時間】9時30分~17時30分
 ただし下記10日間は20時まで夜間開館します。
 1月25日(金)、2月1日(金)・8(金)・15(金)・22(金)・26(火)・27(水)・28(木)・29(金)、3月1日(土)
 ※入場は閉館30分前まで。
【会場】新宿歴史博物館 地下1階 企画展示室
【観覧料】一般300円 小・中学生100円
  常設展示観覧券(300円)とのセット券は500円(団体割引との併用はできません)
  ※20名以上の団体割引あり。※小中学生、土・日・祝日観覧無料。
  ※メンバーズ倶楽部会員、会員証提示で観覧無料。
【主催】新宿歴史博物館
【共催】新宿区、新宿区教育委員会、関孝和三百年祭記念事業実行委員会
【協力】東京理科大学近代科学資料館、NPO法人和算を普及する会、和算研究所

≪関連イベント≫
■講演会
(1)「日本のニュートン関孝和」※申込み受付終了
 佐藤健一氏(和算研究所理事長)
 【日時】1月19日(土) 14時~16時
(2)「講談 関孝和伝」
 神田きらり氏(講談師)
 【日時】2月23日(土) 11時~12時

■和算教室
 和算の世界に楽しく触れることができる体験教室です。(対象:小学校低学年)
(3)「ジャマイカのサイコロ」「裁ち合わせ」「目付字」など
 【日時】2月2日(土) 10時~12時
(4)「盗人隠し」「紋切」「目付絵」など
 【日時】2月9日(土) 10時~12時

【会場】新宿歴史博物館 2階 講堂
【定員】(1)(2)各100名、(3)(4)各40名。(3)(4)のみ同伴者可。
【参加料】無料(ただし(1)(2)は特別展観覧券の半券もしくはメンバーズ会員証の提示が必要)
【申込み】(1)申込み受付終了、(2)2月14日(木)、(3)(4)1月24日(木)必着。
往復はがきに希望のイベント名・住所・氏名・電話番号を明記し、新宿歴史博物館(〒160-0008三栄町22)へ。
※(2)~(4)それぞれ個別に申込みが必要です。

本ページに関するお問い合わせ

新宿歴史博物館 電話 03-3359-2131