プロ野球選手が学校にやってきた!スポーツ選手ふれあい指導事業を実施

最終更新日:2007年12月20日

写真:子どもたちの前でピッチングを披露する阿波野さん
写真:子どもたちに話をする阿波野さん
写真:グローブを手に話す阿波野さん
写真:キャッチボールをする阿波野さん
 区教育委員会(教育長:金子良江)は、12月20日(木)午前11時から、区立大久保小学校(大久保1-1-21)(校長:長岡富美子)で、スポーツ選手ふれあい指導事業軟式野球教室を実施した。

 この事業は、文部科学省と(財)日本体育協会が「子どもの体力向上キャンペーン」の一環として、各学校にトップアスリートを派遣し児童と触れ合うことで、子どもたちがスポーツの楽しさや人との交流の意義を味わい、継続的にスポーツを行うきっかけになることを目的として行っているもの。

 今回の種目は軟式野球で、近鉄バファローズや読売ジャイアンツ等で投手として活躍した阿波野秀幸さんが講師として派遣された。


 当日、大久保小学校では3年生から6年生約100名が校庭に集まり、阿波野さんを迎えた。阿波野さんは始めに選手時代の日々の努力を話し「やる前から無理と思い込まない。そして失敗をしてもそこで諦めてしまわないで、頑張ってもう一回挑戦する気持ちをもってください。大変だけど毎日努力を続けることはとても大切です」と子どもたちに語りかけた。

 始めに阿波野さんが迫力あるピッチングでさまざまな球種を披露すると、子どもたちから歓声があがった。軽い準備体操の後、3・4年生は見学、5・6年生が実技指導を受けた。まず、キャッチボールを行い、その後守備練習とティーバッティングを教わった。
 参加した5年生の男子は「野球はやったことなかったけど楽しい」とスポーツの楽しさを心から味わっている様子だった。

 教室を終えて阿波野さんは「野球に慣れていない子もいましたが、元気よく参加してくれて私も楽しかったです。今回は野球でしたが、何でもいいのできっかけを見つけ、そのことを続けていってほしいと思います」と、この事業を通して子どもたちに込めた思いを話してくれた。

 長岡校長は「プロの選手と触れ合えて、子どもたちは憧れや夢の世界に出会えたと思います。阿波野さんの人生模様も聞かせていただき、くじけず粘り強く努力し続けることをメッセージとしていただけたことで、子どもたちの生き方にも反映できることと思います」と今回の教室の感想を語った。

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