ギリシャから音楽のクリスマスプレゼント

最終更新日:2007年12月7日

写真:メロス・ブラスと落合少年少女合唱団のステージ
写真:メロス・ブラスの演奏
写真:落合少年少女合唱団
写真:笑顔のメロス・ブラスメンバー
 12月7日午後7時から、新宿区(区長:中山弘子)は「メロス・ブラスと落合少年少女合唱団 クリスマス・コンサート」を四谷区民ホール(内藤町87)で開催した。このコンサートは、新宿区とギリシャ・レフカダ町が友好提携を結んでいることから、ギリシャ大使館とギリシャ政府観光局の共催により実現したもの。入場無料。

 「メロス・ブラス」はトランペット(×2)、ホルン、トロンボーン、チューバで構成されるギリシャを代表するクインテット。メンバーはギリシャ国立交響楽団の一員でもあり、主にヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。「メロス」とは、古代ギリシャ語で「メロディー」の意味。

 コンサート前に、イオアニス・ヴァヴァス ギリシャ大使が「新宿の子どもたちがギリシャ語で歌ってくれると聞き、楽しみにしています」とあいさつ。中山区長も「日本とギリシャの友好関係を発展させ、多文化共生のまちづくりを促進させるもの」と歓迎の意を表した。コンサートは、M.A.シャルパンティエ作曲「プレリュード"テ・デ・ウム"より」でスタート。5つの管楽器が奏でる美しい音色に、満員の会場は1曲ごとに大きな拍手に包まれた。

 メロス・ブラスが「クリスマス・ジャズ組曲」など5曲を演奏した後、落合少年少女合唱団の45人がステージに登場。アレクシス・カツィオス作曲「クリスマス組曲No.2」からギリシャの島々にちなんだクリスマスキャロルをギリシャ語で披露したほか、「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」などのクリスマスソングを演奏した。

 アンコールを含めコンサートは約1時間半。演奏終了後のステージでは、メロス・ブラスのメンバーと合唱団の子どもたちが記念撮影を行った。子どもたちは「気持ちよく歌えた。百点の出来」「歌に合わせてくれる演奏で、とても歌いやすかった」と笑顔で話してくれた。

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