たくさんの仲間と地域の未来を考える 未来へつなぐ、まちの記憶シンポジウムを開催

最終更新日:2007年11月17日

写真:ステージ上スクリーンを使った説明
写真:ステージを客席後方から見る
写真:ステージ上スクリーンを使った説明
 今日17日、角筈区民ホール(西新宿4-33-7)で、「未来へつなぐ、まちの記憶シンポジウム」が開催された(主催:同シンポジウム実行委員会・新宿駅周辺地区協議会、後援:西新宿町会連合会・新宿区)。

 超高層ビル街・商業地・歓楽街・住宅地など、さまざまな顔を持ち、変化の激しい新宿駅周辺地区。新宿駅周辺地区協議会は、角筈特別出張所の管轄区域と区役所本庁舎地域(歌舞伎町1丁目と新宿3丁目の一部)を併せて設立されている。

 今日のシンポジウムは、住んでいるまちの歴史を共有し、たくさんの仲間とともに未来のまちづくりを考えていこうと企画されたもの。「角筈(つのはず)」「十二社(じゅうにそう)」「淀橋」と呼ばれたこの地域について、新宿歴史博物館職員が江戸時代からの歴史をひも解いた後、地元3町会の方6名と東京都水道局OBの方が、「まちの記憶」を語った。

 ステージ上に映し出される大正から昭和の時代の写真や絵、自筆の地図をもとに語られる子どものころの思い出や当時の暮らしぶり、明治32年に完成し昭和40年まであった淀橋浄水場などの話に、参加者はうなずいたり、熱心にメモをとる姿もあった。

 「過去に学び、今を知り、仲間を増やし、未来を開く」を合言葉にまちづくり活動を進める新宿駅周辺地区協議会。シンポジウムの後には、角筈地域センターに場所を移し、「未来へのまちづくり座談会」や参加者の交流会も行われた。

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