新宿区くらしを守る消費生活展
今年のテーマは「人も地球もすこやかに、ロハスで暮らそう」

最終更新日:2007年11月9日

写真:オープニングイベントでサンモを踊る女性
写真:新しいゴミ分別にチャレンジ
写真:フェアトレードコーヒーのコーナー
 今日11月9日から、新宿区(区長:中山弘子)は、「第33回 新宿区くらしを守る消費生活展」を開催している。この催しは、昨年まで新宿消費生活センターで実施していたが、今年は東京都との共催となり、規模も大きく都庁都民広場(西新宿2-8-1)での開催となった。
 今回のテーマは、「人も地球もすこやかに、ロハスで暮らそう」。各参加団体は、食や環境、健康に関する情報提供や提案を消費者の視点から行った。

 オープニングイベントでは、ハーモニーランドによる合唱や新宿区消費者団体連絡会によるミニコントのほか、NPO法人高麗博物館ノリバンによる韓国の歌と舞踏「サンモ」などが披露され、大きな拍手が起こった。

 展示コーナーには、新宿区消費者団体連絡会や新宿区消費者の会など、区内で活動する消費者グループなど15団体が参加。「昆布から見える環境と健康」「カレーライス作りから食卓を考えましょう」「プラスチックゴミのリサイクル」など多彩なテーマについて、それぞれが工夫を凝らした展示で発表したほか、13の協賛団体も、環境と健康を考える展示を行った。

 今年は、早稲田大学と聖心女子大学の学生有志団体「Cafaire(カフェア)& SFT」が初参加。彼らは「フェアトレード」(公正な価格による取引で、生産者の自立を助ける運動)をもっと知ってもらいたいという思いから、コーヒー店を出店。多くのお客さんを呼び込んでいた。
 このほかにも、地方物産品のアンテナショップ「ふらっと新宿」や、景品がもらえるクイズラリー、消費生活相談コーナーなど、多くの来場者で会場は賑わっていた。

 区担当者は「どの団体も、日ごろの成果を発表するために今日まで準備してきました。明日もたくさんの方にご来場いただき、1人でも多くの方に活動を知ってもらえれば」と期待している。

 この催しは、明日10日も同会場で午前10時から午後4時まで行われる。内容は、講演会「ロハス入門」植月縁(ロハスキッズ編集長 午後1時・都民ホール)、ゲキレンジャーショー(午前10時55分と午後3時10分の2回・都民広場内ステージ)ほか。

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新宿消費生活センター 03(3365)6100