ミュージカル「火の鳥」記者発表会

最終更新日:2007年11月7日

写真:記者会見壇上の8名。背景には手塚治虫氏の写真とミュージカル火の鳥ポスター
写真:安是永幹夫劇団わらび座代表
写真:あいさつする中山区長
写真:出演者3名によるパフォーマンス
 今日7日、新宿区と劇団わらび座が共同制作し、平成20年4月から新宿文化センターで公演するミュージカル「火の鳥~鳳凰編」(原作:手塚治虫)の記者発表会を、風林会館(歌舞伎町2-23-1)で行った。

 平成20年は、手塚治虫生誕80周年にあたる。たざわ湖芸術村(秋田県仙北市)を本拠とする劇団わらび座は、手塚治虫の代表作「火の鳥」から鳳凰編をミュージカル化し、2年間にわたり全国公演する。

 新宿区は、平成15年4月7日に高田馬場で誕生した「鉄腕アトム」を「新宿未来特使」に任命するなど、手塚治虫ゆかりの地。また、平成20年3月、改修を行ってきた新宿文化センター(新宿6-14-1)がリニューアルオープンすることから、その記念事業として、地域との共生・自然との共生・歴史との共生を掲げ、地域振興とリンクするミュージカルの制作で実績のある劇団わらび座との共同制作が実現することとなった。

 ミュージカルの舞台は、8世紀・奈良時代の日本。東大寺の大仏殿建立をめぐる物語を、永遠の生命の象徴である「火の鳥」を軸に、生命にこそ無限の可能性があることを楽しく美しい「生と死と輝きの物語」として制作する。

 今日の発表会には、中山弘子・新宿区長、是永幹夫・劇団わらび座代表、演出・栗山民也さん、脚本・齋藤雅文さん、音楽・甲斐正人さん、美術・妹尾河童さん、協賛する手塚プロダクション・松谷孝征・代表取締役社長、角川書店・宍戸健司・取締役、出演者の戎本みろさん、岡村雄三さん、中山城治さんが出席。「火の鳥の船出に」と、パフォーマンスも披露された。

 中山区長は、「新宿からスタートするこの舞台が、歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちへと再生する歌舞伎町ルネッサンスとも連携し、新宿から全国への新たな文化の創造と発信につながるものと強く期待しています」と、公演にかける思いを語った。
 公演は4月25日から新宿文化センターで。区立小・中学校の児童・生徒を対象にした鑑賞会も予定している。

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