本当の解決に向けて、シンポジウムを開催「不登校」「ひきこもり」「ニート」etc.の解決って?

最終更新日:2007年9月24日

写真:シンポジウムで話すパネリストの皆さん
写真:パネリストの話を真剣に聞く来場者
 今日(24日)午後1時~4時、大久保地域センター(大久保2-12-7)で、「シンポジウム「不登校」「ひきこもり」「ニート」etc.の解決って?~「医療」「心理」「教育」の現場から~」が開催された。

 これは、市民活動団体から事業提案を公募し、区と活動団体が協働で事業を実施するという19年度新宿区協働事業提案選定事業のひとつ「中学校卒業後からの青年支援対策」で、東京YMCA"liby(リビー)"が実施したもの。
 すでに、青年同士の交流・学びの場の提供、保護者・青年向け講演会、広報誌の発行による情報発信などを行っている。

 今回のシンポジウムは、医療・心理・教育の各現場から、不登校などの課題に対する解決をどのように考えているのかを提案してもらい、参加者とともに考えたいという目的で開催したもの。
 医療の現場から石川憲彦さん(林試の森クリニック)、心理の現場から内田良子さん(心理カウンセラー)、教育の現場から中島浩籌さん(法政大学・河合塾COSMO講師)を招き行われた。

 集まった参加者は130名。各講師の講義を聞いた後、参加者は事前に配られた質問用紙に、質問したい講師と内容を書いて提出。講師がそれに答えるという方法で進められた。
 質問には「子どもたちの本当の気持ちを聞くために気を付けていることは?」「学校に行くことに意義はあるのですか?」や「統合失調症」についてなどがあり、各講師の見解を参加者は真剣に聞いていた。

 「中学校卒業後からの青年支援対策」によるシンポジウムは、20年1月にも実施する予定である。

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