平和の大切さを伝えるために ~新宿区でパネル展などを開催

最終更新日:2007年7月24日

写真:新宿歴史博物館の平和展
写真:新宿歴史博物館の平和展
写真:新宿歴史博物館の平和展
 新宿区(区長:中山弘子)は、多くの人々に平和の尊さを認識してもらうため、毎年この時期にさまざまな催しを行っている。その中のひとつ、平和展が、7月21日から新宿歴史博物館(三栄町22)で開催されている。

 今年の平和展では、広島平和記念資料館から借り受けた「サダコと折り鶴」のパネルを展示している。「サダコと折り鶴」は、2歳の時に被爆した佐々木禎子さんが、10年後に白血病を発症し、入院中に病気の回復を願って折り鶴を折り続けたものの12歳で亡くなったという実話。禎子さんは広島市の平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルとなったほか、その物語は書籍や映画となって原爆の恐ろしさを世界中に伝えている。

 パネルには広島に原爆が投下されたときの写真や、被爆した子どもたちの様子なども紹介されており、戦争の悲惨さを物語っている。

 平和展は新宿歴史博物館で7月29日(日)まで行われ、その後8月2日(木)から9日(木)まで(4日(土)・5日(日)を除く)区役所本庁舎で、8月10日(金)から17日(金)まで新宿スポーツセンター(大久保3-5-1)で行われる。

 また、新宿歴史博物館では、小・中学生が描いた「平和のポスター」の入賞作品を7月29日(日)まで展示している。

 このほか、平和映画会を8月1日(水)から3日(金)まで中央図書館で、平和図書展示を7月24日(火)から8月26日(日)まで各区立図書館でそれぞれ行う。

本ページに関するお問い合わせ

新宿区 子ども家庭部-男女共同参画課
平和担当 電話(5273)4088