中央・南アルプスの四季写真展を開催

　新宿区（区長：中山弘子）は、友好提携都市である長野県伊那市の四季折々の美しい自然を紹介する写真展「『中央・南アルプスの四季写真展』―岳都・信州伊那市に展開する山の大自然」を、7月27日（金）まで、新宿区役所本庁舎1階ロビーで開催している。
　展示時間は8時30分から午後5時まで（24日（火）のみ午後7時まで）。

　伊那市は長野県南部に位置し、南アルプスと中央アルプスに抱かれ、市の中央部を天竜川と三峰川が流れる自然豊かな都市。今回の写真展では、同市の協力により、アルプスの山々や美しい高山植物など20点の写真を展示している。特に、雪に覆われた中央アルプスの写真は迫力があり、自然の雄大さが感じられる。

　新宿区は、高遠町と今から21年前の昭和61年7月12日に友好提携を結んだ。その縁は、江戸時代にさかのぼり、現在の新宿御苑一帯が高遠藩主・内藤家の下屋敷で、その一部が当時の新しい宿場「内藤新宿」となったことに由来する。
　平成18年3月31日に、高遠町・伊那市・長谷村が合併し、新しい「伊那市」が誕生したことに伴い、新宿区は高遠町との深い友好関係に基づき、伊那市と改めて友好提携を結んだ。

　区は、「伊那市は豊かな自然と歴史・文化がはぐくまれたまち。たくさんの人に伊那市の魅力に触れてもらい、伊那市との交流をより深めていきたい」と話している。

　なお、写真展はシリーズで開催する。第2回は9月10日（月）～14日（金）、第3回は20年2月25日（月）～29日（金）を予定している。場所はいずれも新宿区役所本庁舎1階ロビー。