西新宿小で 身体で音楽を楽しむプログラム開催

最終更新日:2007年6月6日

写真:音楽に聴き入る子どもたち
写真:東京フィルの演奏
 今日6月6日(水)、新宿区立西新宿小学校(校長:佐々木昌則)で、「ミュージック・ラボ~からだDEおんがく!」が行われた。
 これは東京フィルハーモニー交響楽団の取り組みである「こども音楽館2007」の一環で、13名の東京フィル ミニ・オーケストラによる生演奏を中心に、音楽を身体で感じて楽しむ45分のプログラム。小学校児童、併設の西新宿幼稚園園児のほか、保護者や近隣の西新宿子ども館、専門学校などから400人以上が参加した。

  この日演奏されたのは、すべて組曲「ロメオとジュリエット」からの選曲で、初めに、CMやテレビドラマでよく耳にする曲が演奏されると、子どもたちは一気にひきこまれ、生で聴くオーケストラの迫力に驚いた様子だった。
 「ロメオとジュリエット」の物語の説明とあわせて、物語をどのように音楽で表現しているかや楽器による表現の違いなどの説明を受けると、ティンパニの音にあわせて身体を揺らしたり、参加者は思い思いに音楽を楽しんでいた。

 また、ダンサーの中村恩恵(なかむらめぐみ)さんを迎え、ジュリエットの表情の変化を音楽だけではなく身体でも表現する実演を間近で見たあとは、中村さんの指導のもと、参加者全員がダンスにチャレンジ。
 「オーケストラの生演奏にあわせて踊るなんて、めったにないこと」「音楽をダイレクトに感じられて心地よかった」と、新鮮な気持ちで音楽にふれる機会になったようだ。

 西新宿小学校では、「小学生の頃から本物の音楽に触れることは、とても貴重な体験。このような機会を生かして、情操教育にもさらに取り組んでいきたい」と話している。

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