今年もアユを確認!神田川生き物調査を実施

最終更新日:2007年5月29日

写真:神田川生き物実態調査
写真:神田川生き物実態調査
写真:神田川生き物実態調査
 新宿区(区長:中山弘子)は、今日29日、神田川生き物実態調査を行い、アユの生息を確認した。
 平成8年7月3日に神田川でアユの遡上が確認された。これをきっかけに新宿区と東京都が「新宿区アユが喜ぶ神田川をつくる研究会」を共同で設置し、神田川の生態系の回復や親水性を高める施策を行っている。また神田川に親しんでもらおうと、区内小学生による「神田川ファンクラブ」の活動や区民参加の生き物調査などの事業を積極的に展開している。生き物実態調査もそうした神田川施策の一環で平成8年から実施している。

  今日は、道とみどりの課の職員8名が神田川に実際に入って生き物調査を行った。調査区域は高戸橋周辺(西早稲田三丁目)。調査方法は手網、投網による捕獲と箱メガネを使った目視による生態調査。約1時間かけて調査した結果、体長約7~9センチのアユ18匹や、5センチ程度のウキゴリを多数確認した。確認された生き物は昨年より多く、神田川に着実に生き物が戻ってきていることが伺えた。

  6月2日(土)には、公募による区民が参加して、「神田川生き物調査隊」を結成。川に入り観察会を行う予定。

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新宿区 みどり土木部-みどり公園課
みどりの係 (5273)3924